環境コラム☆辻理事長@藤前干潟を守る会による環境へのメッセージ
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子どもたちの憧れる名前に決まった、「ガタレンジャーJr.」の公募が始まった。
何かと急ぎすぎる社会の中で、一年かけて藤前干潟の自然や生きものとふれあい、
そこから子どもたちが見るもの、気づくものをじっくりと待ちたい、今の時代には、贅沢といわれそうな体感学習の試みをさせてもらえることになった。
昨年八月、ボーイング社の方が来られ、「新型旅客機の部品の3割を製造してもらっている中京地域にお返しの社会貢献をしたい。貴会の活動に注目したが、手伝えることがあるか?」ということだった。

胸に浮かんだのは、その前年春に藤前に来訪したGrange Over Sands(イギリス)の子どもたちのこと。私は会えなかったが、その夏、子どもたちを率いたカーステイ祖父江先生が再来され、「旅行で余ったお金を守る会に寄付したいと子どもたちが決めたので受け取ってほしい」と、みんなの笑顔と手書きメッセージを添えて渡された。子どもたちは旅行代金を、みんな何か自分で仕事をして作ったので、余りの使途も自分たちで決めたのだという。(ダイシャクシギ78号4ページ参照)

 喜んで受け取ったものの、日本でもこんなふうに子どもを育てられないか?自発性を育てる仕組みを考えるまで、このお金は勿体なくて使えないと思っていた。
ボーイング社からの申し出に、日頃の思いを実現する機会と直感して話してみると、「それにはいくら要りますか?」と聞かれ、十万ドルもあればと言うと、「いいでしょう、では助成申請の手続きをインターネットで進めてください」と帰られた。

それから半年、年末の不況でドルは暴落したが、予定通りの助成金を頂いた。
太っ腹のボーイング社さんに感謝し、必ず喜んでもらえるようにと準備している。
幸い、こんな大人に育ってほしい見本のような、高山博好さんをコーディネーターに迎えられた。いざ、子どもたちよ、集まれ、思いっきり干潟で遊んでほしい!
そこから見える、地球の今をみつめ、きみたちの未来を創っていってほしい。
ガタレンジャーもみんな、ワクワクして待っている。
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